自律神経失調症を治したい


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漢方療法

漢方薬は、人間が本来持っている自然治癒力に働きかけて、心身のリズムを調和させていくものです。そのため漢方薬は現代薬に比べ効き方がゆっくりしているので、長期間の服用が必要です。

症状 薬剤名
体力をつける補剤 虚弱で消化作用が弱い 桂枝加芍薬湯(けいしかしゃくやくとう)
虚弱で消化さようが弱く、便秘をする 桂枝加芍薬大黄湯
(けいしかしゃくやくだいおうとう)
全身的に虚弱 補中益気湯(ほちゅうえっきとう)
虚弱で動悸がある 桂枝加竜骨牡蛎湯
(けいしかりゅうこつぼれいとう)
虚弱で不眠がある 酸棗仁湯(さんそうにんとう)
体に有害なものを
取り除く去邪剤 不眠でイライラ感がある 竹茹温胆湯(ちくじょうんたんとう)
湿熱症体質 竜胆瀉肝湯(りゅうたんしゃかんとう)
熱感とイライラ感がある 黄連解毒湯(おうりんげどくとう)
のぼせ、血行のとどこおる体質 桃核承気湯(とうかくじょうきとう)
のぼせ、めまい、生理不順 女神散(にょしんさん)
体調を調節する薬剤 ほてり、疲労、生理不順 加味逍遙散(かみしょうしょうさん)
イライラする 抑肝散(よくかんさん)
のどの異物感がある 半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)
イライラし動悸がする 柴胡加竜骨牡蛎湯
(さいこかりゅうこつぼれいとう)
イライラし腹部膨満感がある 四逆散(しぎゃくさん)
頭痛、めまいがする 釣藤散(ちょうとうさん)